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2005/12/27(火) 07:01:58 [時事問題]

スマトラ沖地震から1年が経ちます。私がその頃に住んでいたシンガポールでは何の影響もありませんでしたが、周辺のインドネシア、マレーシア、タイ、インド、スリランカなどは大きな被害を受けました。私の周辺では、現場で働いていたインド出身の測量屋のお母さんが行方不明になってしまいました。インド洋周辺には警報システムがなかったからです。何の情報も準備もない状態で津波に遭遇したら、逃げるのは容易ではありません。津波が来たら走って逃げれば良いんじゃないのと思う人もいるかもしれませんが、津波は意外と足が速いです。深海ではジェット機と同じくらい、水深が浅くなるにつれて遅くなりますが、それでも水深10メートルで車と同じくらい、陸上に遡上してもカールルイスばりのスピードで伝播します。

波のスピード以外に人々をパニックに陥れる要素として波の高さがあります。津波に限らず波は一般に水深が浅くなるにつれて大きく、また前につんのめった形になり、波打ち際で砕けます(砕波)。大きな津波だと砕ける前には波の高さが数十メートルにもなるそうです。あと奥まった湾だと波が共振して波高が増幅することもあります。

身長10メートルのカールルイスがずらっと並んで追いかけてきたら冷静に避難するのは困難だと思います。そういう意味で津波警報システムは必要だし、海岸沿いに暮らす人・遊ぶ人は絶対的に警報に従う必要があります。あと、津波が来る前には急に海水が沖合いに引いて海辺に水がなくなってしまうことがあります。こういう時は潮干狩りをしないで逃げるようにしましょう。

昔は海岸工学が専門だったもので。
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