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2006/04/30(日) 10:06:39 [土木]

土木学会英国支部のオフ会?がケンブリッジでありました。

パンティング、カレッジ巡り、キングスカレッジチャペルでのコンサート、同じくキングスカレッジのSaltmarsh Roomでのディナーと盛りだくさんの内容でした。

IMG_2973.jpg
いつものフォーマルホールよりずっといい感じ

皆さん、ご家族連れでケンブリッジでの一日を楽しまれたようでした。すずも最初はへっぴり腰でパントに乗っていましたが、そのうち船長にでもなったかの様な雄姿。
IMG_2969.jpg
進め~

妻も随分楽しんだ様子。これからも、野郎ゴルフばかりでなく、家族ぐるみでお付き合いできたらと思います。
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2006/04/14(金) 10:15:51 [土木]

この前もT君との話の中で出てきたのですが、朝日ドットコムでも最近の公共工事の落札率が急落していることを報じています。

落札率=工事落札価格/発注者側の工事予定価格で、これまでは90%後半(いかにも怪しい)だったのが、3月現在で80%程度まで落ちてきているようです。つまり入札時の請負価格が20%近くダウンしていることになります。

これは今年1月からの談合決別の影響と見るのが自然だと思うのですが、現在の完成工事利益率が10%弱、営業利益率が3%程度であることを勘案すれば、この安値受注は明らかに行き過ぎです。

大手ゼネコンの売り上げは大雑把に言って8割が建築分野から、2割が土木分野からで、上記の全社利益率の裏には、建築工事の低い利益率を土木工事で補っているという現実があります。最近の公共工事落札率急落は比較的高かった土木分野の利益率を直撃することになります。

数年前の東京での建築工事安値受注合戦の経験から、ゼネコンが赤字受注を繰り返す可能性は低いと思うので、今の状態で落ち着くかあるいは多少リバウンドするのではと思っているのですが・・・

今後あり得るシナリオとしては、

・設計変更申請やクレームの増加
安値で受注しておいて、後で設計変更やクレームで請負額を増やす。ヨーロッパの建設会社の十八番。リーガルサービスなどトランザクションコストが増加。

・パートナーシップ
発注者とのリスクシェア、プロフィットシェアを通じたパートナーシップ

・ゼネコンの淘汰・統合の可能性
現状では競合の数が多すぎる。経営基盤の弱いところは淘汰されるだろうし、大手は規模を求め始める可能性が出てくるのでは。

談合がなくなったからといってトータルで見れば工事にかかる社会的費用が大きく減少することはないような気がします。ただ、ゼネコンへの入りは減ると思うので、誰がこの機に価値提供能力のあるリソースを早期に獲得・育成できるかで、業界地図が決まっていくのでないかと思います。

2006/03/30(木) 09:42:25 [土木]

IMG_1929.jpg
ベルファスト号近くのバーで

MCPのミーティングでロンドンへ行ったついでに、シンガポール時代に一緒に仕事をしていたイギリス人に会ってきました。彼はイギリスの大手建設コンサルタントで働いており、シンガポールでは施主サイドのレジデントエンジニアとしてプロジェクトに関与していました。彼には工事の進捗などで随分プレッシャーをかけられましたが、根底にはパートナリングの考え方があったのか、私達コントラクターが仕事をしやすいように段取りをしてくれていました。

つい8ヶ月前まで一緒に仕事をしていたわけですが、すべてが遠い昔のことのようでした。ケンブリッジに来てからの変化が激しかったということでしょうか。

彼は今Crossrail Projectのベースデザインをやっていると言っていました。歴史的建造物が密集しているロンドンの地下を掘るのに大掛かりな仮設工事が必要なようで、技術的にもチャレンジングなプロジェクトになることは間違いありません。

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王立証券取引所 昼間時間があったので金融の中心、シティ周辺をぶらぶらしてきました。

2006/01/17(火) 09:42:41 [土木]

昔のネタ、シンガポールの地下鉄について。

シンガポール地下鉄(MRT)のラッフルズプレイス駅とシティホール駅の間はちょっと変わっています。

南北線(赤)、東西線(緑)ともにこの2駅に停車し、どちらの駅でもプラットホームを横切るだけで互いへの乗換えが可能なのですが、
例えばラッフルズプレイスからシティホールまで東西線で行くとすると、乗車時は南北線が同じプラットホームの右側に見えるのに対し、シティホールに着くとプラットホームの左側に来ています。

説明下手ですが、わかりますか?

つまりこの2駅では電車は同じ平面上にあるのですが、2駅間でトンネルが立体的にねじれた構造になっています。

つまりになっていないですか?

理由は下図の通りで、南北線と東西線をこの2駅間で交差させながら、双方の駅で同じプラットホーム上での乗換えを可能にするためにこういう設計になっています。

珍しいと思うのですが、あまり知られていないかもしれません。

singapore-map.gif
これをみれば分かるかと EW13NS25-City Hall & EW14NS26-Raffles Place

2005/09/14(水) 23:25:22 [土木]

Schofield Center
地盤実験装置のあるSchofield Center

先日、大学の同級生であるD君を訪ねてSchofield Centerなる所に行ってきました。三軸試験機などがある工学部の実験室とは違い、遠心装置(Centrifuge)など大型設備が整っており、トンネル掘削や立坑掘削をモデル化した実験が行われていました。マネジメントの方へ道を求め始めた私ですが、こういう所に来てみると技術を追いかけるのもいいなあとちょっと羨ましくも感じました。

建設会社入社後、意に反して技術研究所に配属になったものの今日まで研究を続けてケンブリッジに来たD君のことや、思いもよらず海外事業部に配属なり留学まですることになった自分のことを振り返ってみると、何が何に結びついてどう転ぶかなんて全く読めないなあとしみじみ感じました。10年後は何をしてることやら。

2005/09/09(金) 09:57:30 [土木]

えさほしい
えさのことしか頭にないすず

台湾新幹線の開業が1年遅れるらしい。んん~。

台湾新幹線は台北-高雄間の345km(台湾縦断)を結ぶ台湾の国家的事業で、日本にとっても新幹線技術の初めての輸出となります。また、このプロジェクトは世界最大級のBOT工事(build-operate-transfer project)でもあります。建設・運営主体は台湾の金融・航空・建設各社出資の台湾高速鉄道(台湾高鉄=THSRC)で、1998年から建設(B)・運営(O)を行い、35年後に政府に無償譲渡(T)となります。

この事業、もともとは欧州連合が受注したものの、99年に台湾で発生した大地震を機に日本の新幹線への関心が集まり、日本連合が逆転受注した経緯が。その後、欧州連合が台湾高鉄を契約違反で国際商業会議所に提訴したり、WTO加盟を控えて欧州の支持をとりつけたい台湾当局の思惑が混じるなど、当初から台湾、日本、欧州との間で利害が衝突。どうも、ここにきてそのツケが回ってきたようで、妥協の産物である日欧混在システムが工事の進捗を遅らせているようです。ハードは日本製でもシステムは台湾高鉄に雇われた欧州人の意向が取り入れられているそうで、そりゃ日本側が設計を提出してもすんなり承認とはいかないわけだ。(ただここで、工事に関わった土木屋の名誉のために言っておくと土木工事、軌道工事はほぼ工期通りに終わらせたはずです。)

台湾高鉄側も今回の開業の遅れで、営業収入がはいらないので資金繰りが大変な模様。BOTの契約期間が1年短縮される結果、投資のリターンも年率14%から13%に修正するようだし。新たな出資者を探せるだろうか。台湾高鉄は、工事遅延に関して日本連合側に対する法的措置は採らないと強調しているらしいが、お金の話はあとでというのが本音じゃないかと思う。

建設業に関わっている者としては、「みんな、一生懸命やってるのにな~」っていう心境(いい加減)。大規模事業のリスク管理は本当に難しいと思います。

とにかく新幹線の安全神話を崩さないように、欧州人ともしっかりと調整をして頂きたいと思います。昔の上司も、問題はいつもインターフェースで起きるって言ってたし。

2005/09/03(土) 09:07:35 [土木]

皇朝
Baker Streetにある中華料理レストラン皇朝

今日は大学の土木工学科の若手同窓会でロンドンに行ってきました。8月初めにケンブリッジに来てから、ロンドンへはこれが2回目です。

場所はロンドンのベーカーストリートにある皇朝(Royal China)という中華料理レストランで、かなり繁盛していました。参加者は私を含めて8名(うち2名は短期留学の学部3年生)。私と同じ留学組がほとんどでしたが、なかにはイギリスの会社で、新しい分野に挑戦している人もいて、それぞれの仕事や留学の話が聞けてずいぶん元気づけられました。また、公共工事の縮小傾向で土木工学科も肩身が狭いのではと思っていましたが、学生達から聞くところによると私の頃よりも元気なようでなりよりです。学校は「国際性」や「マネジメント」を前面に出して、人気の確保を図っており、そっち関係の講座の整備も進めているようです。

料理もおいしく、楽しい時間を過ごさせてもらいました。幹事のF君、どうもありがとうございました。建設会社から留学で来ているT君という、将来のゴルフ仲間を見付けたことも今日の収穫のひとつです。

2005/08/29(月) 19:23:00 [土木]

ケム川の風景
ケム川の風景

ケンブリッジの町の中心部を流れるケム川。町の人達の憩いの場所であり、休日には川沿いの小道を散歩する人や川辺のパブでビールを飲んでいる人を多く見かける。町の名前も「ケム川に架かる橋」からケンブリッジと呼ばれるようになったという説もあるようだ。

このケム川、実は土木の分野とも関連があり、ケンブリッジ大学の研究者たちにより発表された地盤工学のカムクレイモデルは、大学内を流れるケム川(Cam)の粘土(Clay)から取ったとされる。現在も工学部のジオテクニカルグループではRobert Mair教授を筆頭に、土質工学やトンネル工学の研究が盛んなようである。

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